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第2回『名港海運(香港)有限公司』 ~7つの海が我々の職場です~

堀江「中部地方の海の玄関である名古屋港が開港して100周年。そんな記念すべき年にご紹介いたしますのは、名古屋港のリーディングカンパニーであり、アジアをはじめ世界の海を股にかけて活躍されている名港海運(香港)有限公司様です。」 

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堀江「こんにちは!本日は、当企画のインタビューにご協力くださり、誠に有難う存じます。実は私、名古屋の出身ですので、遠く離れたここ香港で名港海運様のお名前を拝見したときには親しみを感じました。」

小田「そうですか、それは奇遇ですね(笑)」

堀江「今年は名古屋港が開港して100周年とのことで、当地ではさまざまなイベントが開催されていると聞きますが、御社もその社名の通り、名古屋港とともに歩まれた歴史をお持ちなのでしょうか。」

小田「はい。弊社の前身は戦前まで遡りますが、現在の社名になったのは昭和24年1月です。当時は、名古屋港での港湾作業及び倉庫業が主な業務でした。その後、輸出入にかかわる手続きを行うようになり、名港海運の母体ができあがったのです。さらにはハード部分に当たる倉庫の拡張・充実と、ソフト部分にあたる輸出入手続の効率化、現状に甘んじることなく日々前進しております。」

堀江「そうして、こちらの香港法人をはじめ海外に展開されたと・・・」

小田「ええ。海外展開の第一歩となったのは昭和45年の米国現地法人の設立です。その後、引き続きヨーロッパ、アジアと進出し、ここ香港は94年に現地法人を設立し業務を開始いたしました。」

堀江「昭和45年!私はまだ生まれていません・・・(笑)そうして、まさしく世界規模でご活躍されているわけですね。こうした国内外のネットワークを持つ御社の強みとはなんでしょうか?」

小田「やはり、港湾運送・輸出入・倉庫管理をすべて一社で行う海陸複合一貫輸送を行っていることですね。港湾運送業のプロとして培ったノウハウを活かし、世界中のお客様に的確なサービスをご提供しております。」

★貿易港・香港の特徴

堀江「香港は、コンテナの取扱量で世界で1、2を競う貿易港ですが、御社で取り扱う貨物にはどのようなものが多いのでしょうか。華南地区、特に広州には地元・愛知県をはじめ、中部地方の企業も数多く進出していると聞きますが・・・」

小田「そうですね。弊社の場合は広州に名港グループであります現地法人『名港(広州)倉儲有限公司』があり、主にそちらで自動車関連貨物を取り扱っております。意外と思われるかもしれませんが、当香港では自動車関連の貨物よりは、雑貨やOA機器部品やそのパーツ品、または衣料品に電子部品、半導体部品関連などが主要品目となっていますね。」

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コンテナターミナルの様子。数え切れないほどのコンテナをひとつひとつ管理しています。 

堀江「そうなんですか。わりと小さいものといいますか、大型の機械などは少ないという気がしますね。香港の港湾の特徴はどんなものでしょうか。」

小田「土地柄、大きな貨物を上げ下ろしする場所が少ないこともありますが、香港の特徴として、コンテナ船での貨物取り扱いが大半を占め、在来船での取り扱いは極めて少ないということが挙げられます。」

堀尾「なるほど・・・。確かに香港には、大きな船が何艘も接岸できる場所はあまりないような気がします。そうして香港に輸入された貨物や、これから輸出する貨物なども、すべて管理しておられるのですか?」

小田「はい。弊社は香港の火炭という地区に64000sqfの倉庫を持っているのですが、そこでは輸出入貨物の保管や仕分け作業などの倉庫サービスの提供を行っております。 また香港内や中国内への陸上輸送業務などを行っております。」

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堀江「ということは、船での輸送だけではなく、陸上、航空輸送にも対応されているのですね。」

小田「はい。陸海空の業務はすべてリンクしておりますので、いつでもどこでも、迅速かつ一貫したサービスをご提供することができますよ。」

堀江「日本国内にとどまらず、海外に網羅されたネットワークを駆使した名港海運様ならではですね。」

小田「『7つの海がわれわれの職場です』これが、我々のキャッチフレーズですから。」

堀江「海水の至るところ名港海運様あり、ですね。」

★初めての名古屋・・・そして香港へ

堀江「小田さんは名港海運に入社され、今はこうして香港にいらっしゃるわけですが、ここに至る経緯はどのようなものだったのでしょうか?」

小田「私は神奈川県相模原市出身で、横浜の某大学を卒業したんですが、『これからは名古屋の時代だ!』・・・ということで専ら名古屋の企業を中心に就職活動をしていました。その中で、今の名港海運と縁があったというわけです。」

堀江「てっきり名古屋がご出身かと思っていましたが、名港海運様に就職されて初めて名古屋にいらっしゃったのですね。見知らぬ土地に住んで、苦労したことも多かったのではないでしょうか。」

小田「そうですね~。港湾運送業という仕事柄、専門用語やコンテナターミナルでの業界用語などを理解するのに苦労しました。それと、名古屋の喫茶店のモーニングには驚かされましたね(笑)」

堀江「名古屋といえばモーニングですからね。コーヒーに卵ひとつなんて絶対に認めない(笑)」

小田「(笑)赤だしやみそかつなどもそうですね。『みそかつ』ではない普通の『とんかつ』を注文したのに、当たり前のようにみそがかけられていたりして、これもカルチャーショックでしたね。」

堀江「私は逆に、京都のコンビニでおでんを買ったとき、当然のごとく『みそをつけてください』と言ったら、『そんなものはありません』って言われてびっくりした覚えがあります。」

小田「そうでしょうね(笑)」

堀江「名古屋では、主にどのような業務を担当されていたのでしょうか」

小田「名古屋港のコンテナターミナルにおきまして、コンテナ船オペレーション作業管理等の仕事を担当していました。それから2年後、弊社のグループ会社である北九州地区にある船舶代理店へと転勤になりまして、船会社の実務を7年間経験したんです。そしてそのあと、こうして香港にやってきたわけです。」

堀江「香港でも、名古屋と九州で学んだ現場の経験を活かしていらっしゃるのですね。」

小田「ええ。名港海運では、入社した社員すべてに必ず現場を経験してもらっています。とあるテレビドラマで、『事件は現場で起こっている』という言葉がありましたが、まさにそのとおりなんです。現場を経験することによって、机上の理論やコンピュータのシミュレーションだけではわからない、様々な不測の事態に対応することができるからです。」

堀江「IT関係の人間である私が言うのもなんですが、確かにコンピュータのシステムだけでは対応できない事態はたくさんあります。コンピュータは結局、計算された確率でしか物を言いませんから、臨機応変な対応をするには限界があります。最後は、人間の判断に頼ることも多々あります。」

小田「我々はまさに、そうした目に見えない部分こそを大切にし、お客様のどのようなご要望にもお力添えできるように心がけています。」

堀江「小田さんのように、現場を熟知しているからこその強みですね。」

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広大な海を眺めながらのお仕事に、憧れた方も多いのではないでしょうか?
 

★今後の展望・・・中国との関わり

堀江「香港でのお仕事ということになりますと、やはり中国との関連も深いものと思われますが・・・・」

小田「そうですね。先程申し上げましたとおり、華南地区は『名港(広州)』という別の現地法人が広州地区を主に担当しているんですが、我々名港香港も中国と無関係ではありません。香港の隣シンセンには駐在員事務所を構え、各業務作業提携先とリンクしてシンセンや東莞地区におけるお客様からの物流要望に対応しております。中国での物流に関しては、法制度や慣習の違いなどでお悩みの方も多いかと思いますが、どのようなケースであっても、これまでの豊富な経験に即して柔軟に対応できるよう努力しています。」

堀江「これからも、中国との関わりはますます深くなっていくでしょうから、そう言っていただけるとクライアントとしても心強いですよね。」

小田「不測の事態に対応できるようになるためには、経験の積み重ねが欠かせません。当社ではそこを最も重視しています。」

堀江「そうなると、輸送や貿易に関する事柄だけではなく、税制や法律、慣習など、いろいろな相談を受けるケースも多いのではないでしょうか?」

小田「そうですね。しかし、それはうちの仕事じゃないといった応対はいたしません。業務の関係のないことであっても、今まで培ってきた知識や経験をフル活用し、できる限りお客様のご要望にお応えできるようにしています。」

堀江「およそ50年もの月日を名古屋港とともに歩まれた名港海運様ですが、それもすべて社員の方々の『現場を大切にする』心があったればこそだと思います。それでは、最後に一言お願いします!」

小田「当社は『痒いところに手が届く』サービスを心がけており、できる限りの対応させていただきますので、貨物輸出入や物流に関しては何でもご相談ください。」

堀江「本日は長い間、インタビューにお答えくださりありがとうございました。」

小田「こちらこそ、ありがとうございました。」

CloseUP今回は、名古屋港開港100周年に合わせて当企画のインタビューにお応えいただきました。その徹底した現場主義ときめ細やかなサービス体制は、世界中のお客様からご好評をいただいているとのこと。貨物の輸出入や物流のプロとして積み重ねてきた経験と培ってきた知識を活かし、国から国へ、人から人へと荷物を繋いでゆきます。名港海運様へのお問い合わせ、お仕事のご依頼は、以下までどうぞ!

■会社名:
名港海運(香港)有限公司

■営業時間:
月曜日~金曜日 9時~17時30分
土曜日 9時~13時
日曜日・祝祭日休み

■所在地:
香港九龍尖沙咀東麼地道62號永安廣塲607室
アクセス KCR尖東駅P2出口前

■お問い合わせ先:
電話 (852)2735-3228
FAX (852)23020123

■WEB:
http://www.meikoasia.com/